プロジェクト概要
子どもと若者が
安心して生きられる、
虐待・抑うつ・自殺ゼロ
の社会へ
私たちは、子どもや若者が虐待やいじめ、家庭の問題などで深く傷つき、うつ病や自殺に追い込まれる状況を変えるために研究を進めています。子どもの頃に受けたつらい経験は、大人になってからも心や体の健康に大きな影響を及ぼすことがわかっていますが、その原因はまだ十分に解明されておらず、科学的根拠に基づく予防やケアの方法も整っていません。
私たちは脳の画像検査や血液検査などを用いて、子どもや若者の心の状態を客観的に「見える化」し、心の不調のサインを早期に捉えられる技術の開発を進めています。これにより、支援が必要な子どもや若者を早く見つけ出し、適切なケアや支援につなげることが可能になります。また、子どもたちを取り巻く環境を整え、周囲の大人たちが支え合いながらつらい経験を乗り越える力(レジリエンス)を育てる取り組みも進めています。
私たちはこれらの取り組みを通じて、子どもたちが安心して学び、笑い合い、自分の夢に挑戦しながら人生を楽しみ、将来にわたって心身ともに健やかに生きていける社会の実現を目指します。
プロジェクト「子どもや若者の虐待・抑うつ・自殺ゼロ化社会」
プロジェクトマネージャー
菱本 明豊
(神戸大学 大学院医学研究科 教授)
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